炭素排出ゼロの輸送・物流産業を目指して

CMA CGMは、輸送および物流分野におけるグローバル企業として、業界の炭素排出量削減に積極的に貢献する責任があります。そのため、当社の事業戦略の中心には脱炭素化が据えられており、2050年までにすべての事業活動においてカーボンニュートラル（ネットゼロ）を達成するという重要な目標に向けて、人的・財政的・運用面でのあらゆるリソースを投入しています。

当社の海運事業における中間目標

2030年までに温室効果ガス排出量を2008年比で30%削減
2040年までに同じく80%削減

2つの柱に基づく野心的な脱炭素戦略

運航の卓越性とグループ資産の最適活用を通じてエネルギー消費を削減する
適切な船舶や設備の導入および持続可能な燃料供給体制の構築を通じて、低炭素エネルギーの使用比率を高める

今回のセミナーでは、皆様と一緒に今後の炭素排出ゼロの海上輸送について考えていきたいと思っております。
イベントの詳細については、こちらをクリックしてください。

CMA CGM JAPAN AT A GLANCE

CMA CGMグループの日本での事業展開は1992年に遡ります。日本では有力な代理店を起用し、営業を展開してきましたが、2007年11月にCMA CGM JAPAN株式会社を設立し、翌2008年3月に営業を開始、現在はCMA CGMと傘下のANL、CNC、APLの4ブランドで日本と世界各地を結ぶ輸送サービスを提供しています。CMA CGM JAPANはCMA CGMグループの一員として常にサービス向上を図り、お客様の良きビジネスパートナーとなるよう努力してまいります。

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WE IMAGINE BETTER WAYS TO SERVE A WORLD IN MOTION

As our Group has grown and diversified, we needed a common North Star to guide our actions and create impact.

Today, we proudly share the Purpose that unites us:

“We imagine better ways to serve a world in motion”.

More than a statement, our Purpose embodies our uniqueness and why we do what we do - fueled by our roots and strengthened by our expertise across shipping, logistics and medias.

With this Purpose as our compass, we are shaping the future of global trade, forging new paths, and pushing boundaries to serve an ever-changing world.

Rodolphe Saadé

Chairman and CEO

of CMA CGM Group

CMA CGM Japan - Sailing towards Sustainability

ACTING FOR THE PLANET

CMA CGMグループは、日頃から自社の活動による炭素排出量を削減し、海洋および陸上の生物多様性の保護に貢献し、循環型経済を推進しています。

全ての海洋と大陸で事業を展開する当社は、長年にわたり生物多様性の保護、事業活動による影響の最小化、脆弱な生態系や絶滅危惧種の保護への貢献、さらには研究と革新の積極的な支援に取り組んでいます。

詳細を見る

共にネットゼロへの舵をとる- 企業が問われる物流（海上輸送）の脱炭素化

イベントのご案内

日時:	2025年7月10日(木) 14時～17時（15分前から入室可能）
場所:	会場よりオンライン配信（TEAMS）
参加費用：	無料
対象：	脱炭素社会を目指す荷主企業の皆様
	（経営企画部門、サステナビリティ推進部からの参加もお待ちしております）

🚢 テーマ

今後の脱炭素対応は、単なる社会貢献ではなく企業価値と競争優位を左右する要因となりつつあります。各企業は限られた資源のなかで、主体的にそして迅速に動く姿勢が問われていくのではないでしょうか。

今回のセミナーでは、地球温暖化がサプライチェーン全体を通じて物流業界にどのような影響を与えるのか、そして脱炭素社会を実現するために企業に求められる取り組みについて解説します。

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🔍 主な講演内容

グローバル規制の概要：
IMO（国際海事機関）の規制、EU ETS（排出量取引制度）、FuelEU Maritime、その他の国際的な取り組みなど、海運業界の脱炭素化を推進する主要な国際枠組みを理解する。
エネルギー転換の動向：
代替燃料やエネルギー技術の最新の進展、そしてより環境に配慮した海運への業界全体の移行に関する情報を把握する。
コンプライアンスの実践：
企業が規制要件に対応するために講じている実践的な対策や、実際の事例を通じてその適応方法を探る。
コストと排出への影響：
脱炭素化が海運コスト、サプライチェーン、Scope 3（スコープ3）排出、特にカテゴリー4（上流の輸送および配送）に与える影響を評価する。
民間企業にとってのScope 3の課題：
自社の直接管理外にある排出への対応において、企業が直面する実際の障害と、それを克服するための方法を明らかにする。
日本国内の対応：
日本政府の政策、省庁主導の取り組み、新たな開示基準など、国内における脱炭素化を推進する動向を把握する。
荷主の役割：
持続可能性への取り組みの中で、荷主が求められる重要な視点や戦略的判断を学ぶ。
CMA CGMの脱炭素化ソリューション：
CMA CGMがどのように革新的かつ持続可能な海運ソリューションを提供し、環境目標の達成を支援しているのかを紹介。

🗣️講師の紹介

森本清二郎氏
（公財）日本海事センター企画研究部主任研究員，東京都市大学非常勤講師

早稲田大学政治学研究科博士課程単位取得退学。国際海運ゼロエミッションプロジェクト委員、IMO海洋環境保護委員会日本政府代表団アドバイザーを務める。専門分野は海運環境政策、国際法。

松田琢磨氏
神奈川大学経済学部現代ビジネス学科教授、（公財）日本海事センター客員研究員。

筑波大卒、博士（学術）（東京工業大学）、（公財）日本海事センター主任研究員、拓殖大学商学部教授を経て25年４月より現職。
研究分野は海運経済学、国際物流。

江田健二氏
一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事、RAUL株式会社代表取締役。

慶應義塾大学卒、東京大学にてExecutive Management Program修了、アクセンチュアを経て現職。厚生労働省委員やASIA WOMEN LEADERS FORUMアドバイザーも務める。エネルギー・脱炭素分野における実務と政策の両面で幅広く活動している。

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